ライン・マイン・ドナウ運河
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ライン・マイン・ドナウ運河(ライン・マイン・ドナウうんが)またはマイン・ドナウ運河は、ドイツ南部にある運河。

ライン・マイン・ドナウ運河
もとからあった河川を運河化した部分
地図内中ほどにNürnberg(ニュルンベルク)の文字がみえる。

概要
バイエルン州にあり、ドナウ川とマイン川を結ぶものであり、マイン川を通じてライン川とも連絡している。この運河により、ヨーロッパを横断し、北海と黒海の水運が可能となった。
運河の全長は約171km。マイン川方向の標高差は175.1m、ドナウ川方向では67.8mあり、運河には通航用の多数の閘門が設けられている。また、自然に配慮した近自然河川工法が採用されている[2]。
歴史
構想自体は8世紀からあったが、本格的な工事に着手したのは1921年のことである。初めに、両河川における水路の整備から開始された。戦争による中断などがあり、1960年から両河川間の運河本体の開削工事が開始された。完成は1992年のことである。
地理
北から、バンベルクの町でマイン川より別れるレグニッツ川で南に遡上しフォルヒハイムで運河に入り、エルランゲン・フュルト(ニュルンベルク[3])の町を経由し、分水嶺を越えてアルトミュールタール地方のディートフルトでアルトミュール川に合流し、ケールハイムでドナウ川に繋がる。
脚注
外部リンク
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