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マーキュリー(Mercury)は、 セレブリティ・クルーズのクルーズ客船。2008年にセレブリティ・マーキュリー(Celebrity Mercury)と改名し、2011年にTUIクルーズのマイン・シフ2(Mein Schiff 2)となった。
マーキュリー (客船) | |
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基本情報 | |
船種 | クルーズ客船 |
船籍 | |
所有者 |
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運用者 |
|
建造所 | マイヤー・ヴェルフト |
船級 | センチュリー級 |
IMO番号 | 9106302 |
改名 |
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経歴 | |
進水 | 1997年7月11日 |
就航 | 1997年10月27日 |
要目 | |
総トン数 | 76,522t |
全長 | 262.5m |
全幅 | 32.2m |
喫水 | 8.5m |
機関方式 |
マン9L48/60ディーゼル2基 マン6L48/60ディーゼル2基 |
速力 | 21.5ノット |
旅客定員 |
1912人 [1][2] |
1997年、パーペンブルクのマイヤー・ヴェルフトにてセンチュリー級(他にセンチュリー、ギャラクシー)の3番船として建造された[1]。2008年、セレブリティ・マーキュリーに改名し、船籍をバハマのナッソーからマルタのバレッタへ変更した[1]。
2010年、当時セレブリティ・クルーズの保有する船の中で最も旧式となっていたセレブリティ・マーキュリーは、セレブリティ・クルーズの親会社ロイヤル・カリビアン・インターナショナルとドイツのTUI AGの合弁企業TUIクルーズに移籍することになった[3]。2011年2月をもってセレブリティ・クルーズでの運航が終了し、ロイド・ヴェルフトによってブレーマーハーフェンで3月14日から4月20日にかけて改装が行われた[4][5]。マイン・シフ2と改名された本船は2011年5月14日に再就航した[1][6][7]。
2006年には、当時の船長が勤務中にアルコール検査により規定以上の血中アルコール濃度が検出され、飲酒運転として逮捕されている[8]。
2010年2月には、乗客1833人中411人(後に1838人中435人とCNNにより報道された)[9]、乗員843人中32人が感染するという大規模なノロウイルスの感染が発生し、次いで3月には乗客1829人中406人、乗員857人中13人が感染した[10][11]。同様の事態が2009年の2回と合わせて2010年3月までに5回発生していた[11]。3月の事態に対してはアメリカ疾病予防管理センターの勧告により19日の帰港を18日に変更、当初21日に出港とスケジュールを調整し72時間船内を洗浄した[12][11][13][14]。 洗浄が完了し復帰したのは23日のことであり[15]、続く航海ではキャンセルにより乗客を1067人に減じたものの、感染者は問題ない数値とされる6人にとどまった[12][16]。
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