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マルゲリータ・民主主義とは自由(マルゲリータ・みんしゅしゅぎとはじゆう、イタリア語: Democrazia è Libertà - La Margherita, "DL")は、かつて存在したイタリアの政党である。「マルゲリータ」はイタリア語でヒナゲシを意味する。
2000年、次期総選挙に向けて与党の中道左派連合「オリーブの木」内の旧・キリスト教民主主義出身勢力を中心に左翼勢力の影響力を抑え、保守・中道右派勢力への浸透を図るため、連合内連合を目指す動きが起こった。
キリスト教左派政治勢力は、ローマ市長であったフランチェスコ・ルテッリを代表とする政党連合「マルゲリータ」を発足させた。ルテッリは「オリーブの木」最大政党・左翼民主主義者(DS)の支持を受け「オリーブの木」の首相候補となった。しかし2001年の総選挙ではシルヴィオ・ベルルスコーニに率いる中道右派連合「自由の家」に敗北した。
2002年、下野をきっかけに「マルゲリータ」所属政党は中道勢力の再編成を目指してイタリア人民党(PPI)、民主主義者、欧州民主連合、イタリア刷新(RI)が合流、新党「マルゲリータ」を結成した。
マルゲリータの党首は元ローマ市長のフランチェスコ・ルテッリであり、2001年の総選挙においても首相候補として選挙に臨んだ。
彼らは中道リベラル路線であり、オリーブの木の参加政党である。また欧州議会において、民主党は欧州自由民主改革党 (ELDR) に、イタリア人民党は欧州人民党 (EPP) にそれぞれ加盟していた。2004年の欧州議会選挙後、統合された両党は ELDR と EPP のどちらにも加わらず、フランスのUDFなどと共に欧州民主党 (EDP) を結成した。欧州民主党はさらに欧州自由民主連盟を結成した。
マルゲリータ党内には2つの主流派の派閥があった。
ルテッリ派はより社会的に保守的でカトリック志向であり、世俗主義でなければプローディの人気に頼る手法は大きな例外となりそうだが、アルトゥロ・パリシの派はよりリベラルであった。
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