マルグリット・ダンジュー
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イングランド王ヘンリー6世の王妃については「マーガレット・オブ・アンジュー」をご覧ください。 |
マルグリット・ダンジュー(Marguerite d'Anjou, 1273年 - 1299年12月31日)は、ヴァロワ家の祖ヴァロワ伯シャルルの最初の妃。アンジュー=シチリア家のナポリ王カルロ2世とハンガリー王女マーリア(イシュトヴァーン5世の娘)の長女[1]。イタリア名はマルゲリータ・ダンジョ(Margherita d'Angiò)。フランス王ルイ10世の王妃でジャン1世を生んだクレマンス・ド・オングリーは、マルグリットの兄カルロ・マルテッロ・ダンジョの娘で姪に当たる。
概要 マルグリット・ダンジュー Marguerite d'Anjou, 在位 ...
マルグリット・ダンジュー Marguerite d'Anjou | |
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アンジュー女伯 メーヌ女伯 | |
マルグリットとその妹たち | |
在位 | 1290年 - 1299年 |
称号 | ヴァロワ伯妃 |
出生 |
1273年 |
死去 |
1299年12月31日 |
配偶者 | ヴァロワ伯シャルル |
子女 |
イザベル フィリップ6世 ジャンヌ マルグリット シャルル2世 カトリーヌ |
家名 | アンジュー=シチリア家 |
父親 | ナポリ王カルロ2世 |
母親 | マリア・ドゥンゲリア |
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1290年にコルベイユにおいて又従兄であるヴァロワ伯シャルルと結婚した[2]。父カルロ2世は、持参金としてアンジュー伯領とメーヌ伯領を婿のヴァロワ伯シャルルに譲渡した[2]。2人の間には以下の子女が生まれた。