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ブロモ山
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ブロモ山(ブロモさん、インドネシア語: Gunung Bromo)は、インドネシアのジャワ島東部、マランの北東約30 kmに位置する火山。テンゲル・カルデラ(英語: Tengger Caldera)の中央火口丘を構成し、ブロモ・テンゲル・スメル国立公園(英語版)内に位置する。標高は2,329 m。活動が活発なことで知られている。ブロモ山の隣にある円錐台形のバトー山(英語版)はスコリア丘であり、このカルデラ火山で最も新しい火山である[1]。
概要 ブロモ山, 標高 ...
ブロモ山 | |
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![]() ブロモ山近景 | |
標高 | 2,329 m |
所在地 |
![]() 東ジャワ州 |
位置 | 南緯7度56分30秒 東経112度57分00秒 |
種類 | 成層火山 |
ブロモ山の位置(ジャワ島) | |
![]() | |
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ブロモ山はインドネシアの最も訪問された火山の1つ[1]。スラバヤから日帰り観光も可能である。カルデラの南方にはジャワ島で最も高い火山のスメル山がある。
山の周辺には山地・低地の熱帯雨林のほか、砂漠、サバナ、湖、亜高山帯などの生態系が見られる。一帯に東洋区の生物相が豊富であり、ブナ科、クワ科、ウルシ科、ラン科などの植物が多く生える。付近に生息しているマレーセンザンコウ、ヒョウ、マレーヤマアラシ、インドキョンなどの哺乳類やシロガシラトビ(英語版)、モルッカチョウゲンボウ(英語版)、マクジャク、ジャワショウビン(英語版)、スンダベニサンショウクイ(英語版)などの鳥類が保護対象種に指定されている。2015年にスメル山や付近のアルジュノ=ウェリラン山(英語版)を含む地域はユネスコの生物圏保護区に登録された[2]。周辺の経済活動は観光であり、牛、山羊、羊、馬、兎、鶏などの畜産も行われる[2]。
- 麓から
- ブロモ山の火口と右にバトー山
- 火口縁に登るための階段
- 連なる観光客
- 2011年1月22日の噴火
- テンゲル・カルデラの地形図
中央の右上の小さな火口がブロモ山