フィヨルギュン
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フィヨルギュンとは、北欧神話に登場する神である。古ノルド語女性形の Fjörgyn で呼ばれる神と、男性形の Fjörgynn で呼ばれる神の2柱がいるが、日本語では共に「フィヨルギュン」と表記される。
- 女性形のフィヨルギュン(古ノルド語: Fjörgyn 「大地」の意[1])は、オーディンの息子トールの母として言及される女神で、一般にヨルズに同一視される。
- 男性形のフィヨルギュン(古ノルド語: Fjörgynn)は、オーディンの妻フリッグの父(あるいは夫、愛人)として言及される神である。
綴りと性別が違うので通常同名の別神とされるがまれに同一神格と解釈されることもある[2]。 彼らの名前を巡ってはいくつかの理論があり、学術論文の題材となっている。