ファグス工場
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ファグス工場(ドイツ語: Fagus-Werk, ファグスこうじょう)ないしファグス靴型工場(ファグスくつがたこうじょう)は、ドイツのニーダーザクセン州アルフェルト(英語版)にある製靴用の靴型(英語版)工場で、初期モダニズム建築の重要な例証として2011年にUNESCOの世界遺産リストに登録された。この工場はオーナーのカール・ベンシャイト (Karl Benscheidt) が、自らの企業が過去から断絶することを表現するためにラディカルな建築物を望んで発注したもので、ヴァルター・グロピウスとアドルフ・マイヤー(英語版)によって設計された。この工場は1911年から1913年にかけて建てられ、増築や内装は1925年に最終的な完成をみた。
概要 アルフェルトのファグス工場(ドイツ), 英名 ...
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ファグス工場外観 | |||
英名 | Fagus Factory in Alfeld | ||
仏名 | Usine Fagus à Alfeld | ||
面積 | 1.88 ha (緩衝地域 19 ha) | ||
登録区分 | 文化遺産 | ||
登録基準 | (2), (4) | ||
登録年 | 2011年 | ||
公式サイト | 世界遺産センター(英語) | ||
使用方法・表示 |
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世界遺産になっているが、現在でも靴型工場として稼動している[1]。現在の社名はファグス=グレコン・グレテン社 (Fagus-Grecon Greten GmbH & Co.KG) で[2]、かつては木製の靴型のみだったが、現在ではプラスチック製の方が多く生産されている[3]。