ビーグル号航海記
チャールズ・ダーウィンの著書 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
『ビーグル号航海記』(びーぐるごうこうかいき: The Voyage of the Beagle、1839年初版, 1845増補改訂版)は、チャールズ・ダーウィン(1809-1882)の旅行記。若きフィッツロイ艦長率いる軍艦「ビーグル号」の2度目の航海に若い博物学者として参加。1931年から1936年の5年間かけての世界一周で見た南米や太平洋の島の地形・地質・気候・生物・人物などについて幅広く記述している。その中で生物の適応放散、種の消長の理由、アンデス山脈の隆起やサンゴ礁の沈降について考察している。さらに当時の原住民の暮らしの一端や、西欧からの入植状況についても感想を交えながら紹介している[1]。