ビグアニド
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ビグアニド(Biguanide:英語風にビグアナイドともいう)は窒素を含む有機化合物。グアニジン2分子が窒素原子1個を共有して連なった構造をもつ。無色の固体で水に溶けて高塩基性を示す。水溶液はゆっくりと加水分解してアンモニアと尿素を生成する[1]。
概要 ビグアニド, 識別情報 ...
ビグアニド | |
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構造式 | |
イミドジカルボンイミド酸ジアミド | |
別称
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識別情報 | |
CAS登録番号 | 56-03-1 |
PubChem | 5939 |
ChemSpider | 5726 |
日化辞番号 | J4.565I |
EC番号 | 200-251-8 |
KEGG | C07672 |
ChEBI | |
バイルシュタイン | 507183 |
Gmelin参照 | 240093 |
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特性 | |
化学式 | C2H7N5 |
モル質量 | 101.11 g mol−1 |
関連する物質 | |
関連物質 | グアニジン |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
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またその誘導体も一般にビグアニドと呼ばれ、これには次のように抗糖尿病薬(経口血糖降下薬)のほか、抗マラリア薬や殺菌薬・消毒薬が含まれる。特にビグアニド系抗糖尿病薬をビグアナイドと呼ぶことが多い。
抗糖尿病薬:
- フェンホルミン―フェネチル誘導体
抗マラリア薬:
- クロロプログアニル(英語版)
殺菌薬・消毒薬・抗菌剤: