バルボアスタジアム
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バルボア・スタジアム(Balboa Stadium)は、米国西海岸のカリフォルニア州サンディエゴにあるアメリカンフットボールおよびサッカースタジアムである。1914年にサンディエゴ高校のすぐ東に初代のスタジアムが建てられ、1915年にバルボアパークで開催されたパナマカリフォルニア博覧会[1]の会場の一部として用いられた。南に開いた馬蹄形のデザインで、クエールブラザーズ(Quayle Brothers)建築事務所によって設計され、当初はシティスタジアムと呼ばれていた。
収容人数は当初15,000人であったが、1961年にアメリカンフットボールリーグ(AFL)のサンディエゴチャージャーズのためにアッパーデッキが増築されたことで34,000人に引き上げられた。同年から1966年まで、チャージャーズの本拠地であった。 [2]
耐震安全上の懸念から1970年代に取り壊され、3,000席の小さなスタンドが建設され[3] 、1978年に現行のスタジアムがオープンした。
サンディエゴ市が所有し、その維持を担当するサンディエゴ統一学区に賃貸されている。現在、プロサッカーや高校のイベント(アメリカンフットボール、サッカー、陸上競技、卒業式、特別イベント)に使用されている。スタジアムには人工芝フィールドと夜間照明がある。