ハプログループK (Y染色体)
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ハプログループK (Y染色体)(ハプログループK (Yせんしょくたい)、英: Haplogroup K (Y-DNA))とは分子人類学において人類の父系を示すY染色体ハプログループ(型集団)の分類で、「rs2033003 (M526)」によって定義されるグループである。N、O、Q、Rなどの祖先に当たる。47,000年前[1] に南アジア-西アジアのいずれかでハプログループIJKから誕生した。
なお、ハプログループKの子系統のうち、特にO、Rなどは現在のユーラシア大陸とアメリカ大陸においては最も一般的に見られ、全人類男性の50%以上がハプログループKの子系統に属すると言われている。ハプログループKは比較的若い系統であるにもかかわらず、非常に多くの人々の共通祖先となっている。