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ノールカップ(ノルウェー語: Nordkapp)は、ノルウェーのフィンマルク県にある基礎自治体。行政の中心地はホニングスヴォーグ。人口は近年減少傾向にある。面積は927平方キロメートル[1]、人口は2,951人(2024年[2])。
ノールカップ Nordkapp | |||
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ホニングスヴォーグ港 | |||
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位置 | |||
フィンマルク県の位置 | |||
ノールカップの位置 | |||
座標 : 北緯71度01分08秒 東経25度47分50秒 | |||
行政 | |||
国 | ノルウェー | ||
県 | フィンマルク県 | ||
基礎自治体 | ノールカップ | ||
首長 | クリスティーナ・ハンセン(2007年 - ) (労働党) | ||
地理 | |||
面積 | |||
基礎自治体域 | 926.59[1] km2 | ||
陸上 | 892.0 km2 | ||
水面 | 34.59 km2 | ||
人口 | |||
人口 | (2024年現在) | ||
基礎自治体域 | 2,951人 | ||
人口密度 | 3.2人/km2 | ||
備考 | [2] | ||
その他 | |||
等時帯 | CET (UTC+1) | ||
夏時間 | CEST (UTC+2) | ||
ノルウェー統計局のサイトより | |||
公式ウェブサイト : www.nordkapp.kommune.no/ |
1861年1月1日にポルサンゲルから分かれ、1950年にヒェルヴィクから改称された。1984年1月1日にはマーゲロイ島の西部がモゼーより移管された。
ノールカップとは英語で「ノースケイプ」(North Cape)、すなわち「北の岬」という意味で、1553年にイギリス人によって岬の名として名付けられた。なお、古ノルド語ではKnyskanesという。基礎自治体は元々、同名の漁村にちなんだキェルヴィクという名だったが、1944年にその村がドイツ軍から襲撃を受けると、復興することはなかった。結果として、自治体は1950年に現在の地名に改称された。
現在の紋章は1973年10月19日に国王の認可を得た。デザインはノールカップの断崖を図案化したもので、白夜の空を表す黄色の下に海と崖を表す赤が描かれている[3]。
マーゲロイ島の全域とポルサンゲルフィヨルドの両岸を管轄する。人口はそのほとんどがホニングスヴォーグに集中しているが、ほかにもノールヴォーゲン、カメイヴェール、スカシュヴォーグ、イェスヴェールなどの村がある。
自治体内で最も有名な場所は名前の由来にもなったノールカップで、その崖は高さ307mに達する。そこへは夏の2、3ヶ月を中心に、毎年およそ20万人もの観光客が押し寄せる。しばしば「ヨーロッパ最北端の地」とも称されるが、実際はそこから1.5km北にあるクニフシェロッデンが最北端である。
沿岸部に位置するノールカップは他のフィンマルク県の自治体と同じように、多くの海鳥の巣がある。島嶼には2500つがい以上のオオハシウミガラスが棲むほか、湖、湿地、柳の潅木地などがある内陸部にも多くの鳥が生息する。例えば、ツンドラにある湖はコオリガモの生息地になっている。
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