ドンブラコ
ウィキペディア フリーな encyclopedia
この項目では、北村季晴による音楽作品について説明しています。「どんぶらこ」と読むその他の事物については「どんぶらこ」をご覧ください。 |
『ドンブラコ』は、桃太郎をモチーフにした北村季晴作詞・作曲の歌劇。1912年(明治45年)1月29日に楽譜が出版された。この楽譜における正式な名称は以下のとおりである[1]。
- 『オトギ歌劇ドンブラコ(桃太郎)』(表紙タイトル)
- 『御伽歌劇ドンブラコ(桃太郎)』(本文の楽譜タイトル)
- 『Children's Operetta DOM-BRAKO』(裏表紙の英語タイトル)
楽譜出版の年の5月には、東京の歌舞伎座で催された音楽会において北村夫妻の演奏によって披露され、翌1913年(大正2年)8月には北村夫妻と帝国劇場歌劇部員および洋楽部員によるレコードが発売された。さらにその翌年の1914年(大正3年)4月から上演された宝塚少女歌劇の第1回公演の演目としても知られている。2009年5月には、およそ100年ぶりに全曲を忠実に再現演奏した宇野功芳指揮によるCDが『北村季晴:おとぎ歌劇「ドンブラコ」(全曲)』のタイトルで発売された。