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ドイツ国民に告ぐ
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『ドイツ国民に告ぐ』(ドイツこくみんにつぐ、ドイツ語:Reden an die deutsche Nation) は、哲学者ヨハン・ゴットリープ・フィヒテによる著作の中で、最も影響力があり、おそらく最も有名なものである。これは、フランス占領下の1807年12月13日から翌年3月20日まで、毎週日曜日、ベルリンの学術アカデミーで14回にわたりフィヒテが行った、1807/08年の冬学期の連続講演がもとになっている。ベルリン大学は、1810年の創設でこの時点ではまだ存在しない。フィヒテは、ベルリン大学の初代総長に就任する。この講義は、1804/05年の冬学期におこなわれた講義『現代の根本特徴』の続編であり、またその前年1806年に書かれた彼の大学論『学術アカデミーとの適切な連携を持ったベルリンに創設予定の高等教育施設の演繹的計画』と表裏一体となっていて、フィヒテの教育論の重要な部分をなしている。これには、フィヒテがドイツの再生のためには、「新しい教育」の導入無くしては不可能であると考えていたことによる[1]。
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