トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング
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『トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング』(True History of the Kelly Gang)は、2019年のイギリス・オーストラリアの伝記映画。監督はジャスティン・カーゼル、出演はジョージ・マッケイとラッセル・クロウなど。ピーター・ケアリーが2000年に発表した小説『ケリー・ギャングの真実の歴史(英語版)』を原作とし、19世紀のオーストラリアで、腐敗した世の中に反逆した実在のアウトローであるネッド・ケリーの素顔を描いている[3]。
概要 トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング, 監督 ...
トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング | |
---|---|
True History of the Kelly Gang | |
監督 | ジャスティン・カーゼル |
脚本 | ショーン・グラント |
原作 |
ピーター・ケアリー 『ケリー・ギャングの真実の歴史(英語版)』(早川書房) |
製作 |
ジャスティン・カーゼル ポール・ランフォード ハル・ヴォーゲル リズ・ワッツ(英語版) |
製作総指揮 |
ピーター・ケアリー ナイマ・アベド デヴィッド・オーキン ブラッド・ファインスタイン ショーン・グラント デヴィッド・グロス エミリー・ジョルジュ ラファエル・ペルシェ ヴィンセント・シーハン |
出演者 |
ジョージ・マッケイ ラッセル・クロウ ニコラス・ホルト エッシー・デイヴィス |
音楽 | ジェド・カーゼル |
撮影 | アリ・ウェグナー |
編集 | ニック・フェントン |
製作会社 |
ポーチライト・フィルムズ デイブレイク・ピクチャーズ メメント・フィルムズ フィルム・ヴィクトリア(英語版) フィルム4・プロダクションズ(英語版) スクリーン・オーストラリア(英語版) |
配給 |
トランスミッション・フィルムズ(英語版) ピクチャーハウス・エンターテインメント(英語版) アットエンタテインメント |
公開 |
2020年1月9日 2020年2月28日 2021年6月18日 |
上映時間 | 125分[1] |
製作国 |
イギリス オーストラリア |
言語 | 英語 |
興行収入 | $446,177[2] |
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19世紀のオーストラリア。ブッシュレンジャーのネッド・ケリーは盗賊団を率いて犯行を繰り返していた。ネッドは貧困層を決して狙わず、富裕層のみをターゲットとしており、奪った金品を貧者に分け与えることもあった。また、他のブッシュレンジャーたちとは異なり、犯行時にネッドが殺したのは富裕層の手先と化していた警察官だけであった。「義賊」としての振る舞いと反権力の姿勢を貫いたネッドは、その時代のオーストラリアを象徴する存在となり、神格化されるようになった。
本作はそんなネッドの実像に迫る一つの試みである。