ディルイーヤ
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ディルイーヤ (アラビア語: الدرعية) は、サウジアラビアの首都リヤド郊外に位置する都市である。かつてはサウジアラビアの王族サウード家の本拠地で、1744年から1818年には第一次サウード王国の首都であった。ワッハーブ運動の拠点となる都市でもあったディルイーヤには、第一次サウード王国時代の都市遺跡が多く残り、その中心だったツライフ(トライフ)地区は、2010年にユネスコの世界遺産リストに登録された。第一次サウード王国滅亡後はながらく廃墟となっていたが、現在はリヤード州に属し、ウヤイナ(英語版)、ジュバイラ (Jubayla)、アル=アンマリーヤ (Al-Ammariyyah) などを含むディルイーヤ行政区(英語版)の政庁所在地となっている。
概要 ディルイーヤのツライフ地区(サウジアラビア), 英名 ...
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サアド・イブン・サウード宮殿 | |||
英名 | At-Turaif District in ad-Dir'iyah | ||
仏名 | District d’at-Turaif à ad-Dir’iyah | ||
面積 | 29 ha (緩衝地域 238 ha) | ||
登録区分 | 文化遺産 | ||
登録基準 | (4), (5), (6) | ||
登録年 | 2010年 | ||
公式サイト | 世界遺産センター(英語) | ||
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ラテン文字ではAl-Diriyah, Ad-Dir'iyah, Ad-Dar'iyah, Dir'aiyahなどと転写され、日本語ではディライヤ、ディライーヤ、ディリヤ、ダルイーヤなどとも表記される[注釈 1]。