ダウ船
アラビア海・インド洋を走った伝統的な帆船 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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ダウ船(ダウせん、英語:dhow)は、アラビア海・インド洋で活躍した伝統的な帆船。主に西アジア、インド亜大陸、東アフリカ等の沿岸で使用された。外板を固定するための釘を一切使わず紐やタールで組み立てることが特徴。紀元前の昔から大三角帆を装備していたという説が流布しているが、これは史料的根拠が皆無に等しい俗説で、大航海時代以前のインド洋には三角帆を張った船は存在せず、アラブ・イラン系のダウ船といえども、インド系やインドネシア系の船と同じく四角帆を使用していた可能性の方がはるかに大きい[蔀勇造訳註『エリュトラー海案内記2』平凡社東洋文庫、pp.227-248]。 現在もダウ船は造船され、モーター等の船外機や船内機を動力として、ペルシア湾内交易などに使用されている[1]。