ダイラタンシー(英: dilatancy)またはせん断増粘性(英: shear thickening)は、ある種の混合物が示す、遅いせん断刺激には液体のように振る舞い、より速いせん断刺激に対してはあたかも固体のような抵抗力を発揮する性質である。この現象が起こる物体をダイラタント流体、ダイラタンシー流体、せん断増粘流体(shear thickening fluid: STF)と言い、非ニュートン流体の一種である。
| この記事には 複数の問題があります。 改善や ノートページでの議論にご協力ください。
|
イギリスの物理学者のオズボーン・レイノルズがこの現象を発見した。これに因み、レイノルズ現象とも呼ばれる[1]。