タバチンガ

タバチンガ(Tabatinga)は、ブラジル北西部のアマゾナス州西部の都市。 三国国境地域（英語版）にある。 2014年の人口は5万9684人^[1]。 アマゾン川沿いに近接するコロンビアのレティシア市と、ペルーのサンタ・ローサ・デ・ヤヴァリ（英語版）市と合わせて、10万人以上の都市圏を成している。 ブラジルに密輸されるコカインの多くが、タバチンガで入国する^[2]。

タバチンガ Tabatinga
都市
バイク・タクシー
旗
アマゾナス州内のタバチンガの位置
タバチンガ ブラジル内の位置
南緯4度15分9秒 西経69度56分17秒
国	ブラジル
地方	北部（英語版）
州	アマゾナス州
面積
• 合計	3,225 km2
人口 （2014年）
• 合計	59,684人
等時帯	UTC–5 (ブラジル時間)

歴史

1766年、ポルトガルが軍事郵便局を設置し、Forte de São Francisco Xavier de Tabatingaと名付けた^[3]。

1983年2月1日、自治体に昇格した。^[3]

宗教

キリスト教のカトリックの低ソリモエンス司教管区（英語版）の本部が有る。

タバチンガを舞台にした作品

• 高野秀行『巨流アマゾンを遡れ』　集英社、集英社文庫、2003年。

脚注

1. Data for Tabatinga 出典：ブラジル地理統計機構(ポルトガル語)
2. Tom Philips (4 January 2011). “Rio drug trade turns Amazon city into crime capital”. The Guardian. 5 January 2011閲覧。 “Much of the cocaine sold in Rio is said to arrive through Tabatinga, a smuggling mecca lost on Brazil's tri-border with Peru and Colombia, around 700 miles upriver from Manaus.”
3. “Nossa Cidade” (ポルトガル語). Portal Tabatinga. 2008年2月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年2月7日閲覧。

外部リンク

• Human mobility in the triple border of Peru, Colombia and Brazil, Márcia Maria de Oliveira, São Paulo May/August 2006 (abstract in English, text in Portuguese).
• Pictures of Tabatinga, Pictures of Tabatinga.