センチネル語
センチネル族の言語 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
センチネル語(センチネルご、Sentinelese language)とは、インドの南アンダマン島、北センチネル島に住むセンチネル族が話す言語。
概要 センチネル語, 話される国 ...
センチネル語 | |
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話される国 | インド |
地域 | 北センチネル島 |
話者数 | 推定250人(中央値) |
言語系統 |
未分類
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言語コード | |
ISO 639-3 |
std |
消滅危険度評価 | |
Critically endangered (Moseley 2010) | |
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センチネル族が外部との外部との接触を強く拒否しているため、行政や研究者は島民とコミュニケーションを取れていない[1][2]。言語についての調査もほとんど行われておらず、単語のリストといったものさえ存在しない[3]。
センチネル族以外でセンチネル語を話せる者はいない[4]。オンゲ語(en:Onge language)とアカビー語(en:Aka-Bea)の話者が北センチネル島に上陸して住民と意思疎通しようとしたことがあるが、住民たちの言葉はまったく理解できなかった。
アンダマン諸語のひとつと推定されるが、他言語とどの程度類似しているのかについてはよくわかっていない[3][4]。文化、技術の類似度や地理的な近さから大アンダマン語(en:Great Andamanese languages)よりオンガン語(en:Ongan languages)に近いとする説もある[5]。
センチネル語は危機に瀕していると考えられている[6][7]。推定で250人がセンチネル語を話すことができる[4]。
Bernhard Glaeserは1995年に、科学者たちがじきにセンチネル語を学べると期待していると記述している[8]。