スポーツカード
ウィキペディアから
ウィキペディアから
スポーツカードは、スポーツ分野の写真を用いて製作された小型のカード・トレーディングカード。主としてコレクションアイテムとして流通している。
日本では、めんこなどが源流であると見られている。その後、紅梅キャラメルなどの菓子のおまけとしてのカードが登場。1973年のカルビープロ野球チップス発売により人気が全国区に広がった。その後、1991年にベースボール・マガジン社が、おまけでなく、カード単体での商品を発売。90年代中盤からの「お宝ブーム」により人気に火がつき、主に大都市圏でスポーツカードを専門に取り扱うショップも増加し、野球のほかにも多様な競技のカードが製品化されるなどホビーとしての地位を確立した。
通常は、レギュラーカードとインサートカードから構成されている。インサートカードは、レギュラーカードと比較して出現率が低く、その分稀少価値が高いとされている。近年では、さらに希少性が重視された、選手のジャージを裁断しカードに挟み込んだジャージカードや、女子プロレスの選手のリングコスチュームを挟み込んだコスチュームカード、キスマークをつけたキスマークカード、野球のバットの断片を挟んだバットカード、ボールの断片を挟んだボールカード、選手がサインを記入した直筆サインカード、限定生産しシリアルナンバーを刻印したカードなど、趣向を凝らしたカードが製作されている。
現在、希少性が重視されたカードが増加しているため、数量が少なく価値の高いとされるカードは、高価格で取引されている。そのため、取引をめぐってトラブルが発生する場合もある。また、子供たちが店頭でカードを購入し、その場でパックを開封し価値の高いカードは、即売却するといった現象も発生しており、問題視されている。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.