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スナップ写真
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この項目では、撮影と写真について説明しています。その他の用法もある多義語「スナップショット」については「スナップショット」をご覧ください。 |
スナップ写真(スナップしゃしん)とは、人物などの被写体を、自然な形や雰囲気のなかで早撮り(即興的撮影)した写真。
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![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/3/3c/Snapshot-baby-antics.jpg/640px-Snapshot-baby-antics.jpg)
ここでは、子供ならではの面白くて可愛い仕草を目にした親(もしくはその他の大人)が、その一瞬を記録しようと考え(あるいは、日常的にこういう仕草が多いこの子の様子を記録したいと日頃から考えて準備しており)、見事スナップショットに成功し、このとおり、スナップ写真にすることができた。
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/4/4a/Wm_H_Taft_smiling_1908.jpg/640px-Wm_H_Taft_smiling_1908.jpg)
アメリカ合衆国第27代大統領ウィリアム・タフトの歴史的瞬間を捉えた1枚で、"The Evolution of a Smile(笑顔の進化)" と題されている。タフトは、写真に撮られようとしてポーズを決めているわけではない。彼は、自身の正式な肖像画のモデルを務め終えた直後、次期大統領に指名されたことを伝える大統領セオドア・ルーズベルトからの電話を取って笑顔を浮かべているのであり、その瞬間をカメラマンに撮られたのである。
英語では "candid photograph(カンディド フォウトグラフ、キャンディド フォトグラフ|キャンディッド・フォトグラフ|語構成が有する意味:ポーズをとらない写真、ありのままの写真)" [2][3]や、"snapshot / snap-shot(スナプシャット、スナプショット|スナップショット|語構成が有する意味:素早い発射)" [4](その第1義)[4][注 1] などが該当する。このうち、"snapshot" は、射撃用語であったものをイギリスのジョン・ハーシェル卿が1860年から「写真による瞬間撮影・連続撮影」の意味にも転用し始めて広まった語義で[6]、日本語でも慣習的音写形「スナップショット」が「(銃などの)速射」の意味でも「スナップ写真」の意味でも用いられている[7]。また、"snap" は、口語で「写真」「スナップ写真」を意味する。日本語「スナップ」は "snap" を音写した外来語である[注 2]。