ジャワしょうが(学名: Zingiber purpureum)は、ショウガ科(Zingiberaceae)に属する植物で、インドネシアを始め東南アジアに広く分布して自生・栽培されている。インドネシアでは、ジャワしょうがは「Bangle」(バングレ)と呼ばれ、古くから伝統薬であるJamu(ジャムー)のひとつとして、風邪、胃痛、頭痛、リウマチ、肥満などに対して有効な生薬としても知られている[1]。
近年、神経栄養因子様活性化合物を含有するジャワしょうがが報告されたこと[2][3]を契機に、研究が急速に進んできた。