サンボー・プレイ・クック
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サンボー・プレイ・クック (Sambor Prei Kuk[注 1]、クメール語: សំបូរព្រៃគុហ៍〈Saṃbór Prey Kŭk[6]〉) は、カンボジアの中部、コンポントム州プラサット・サンボー郡(英語版)[7]の都市コンポントム(英語版) (Kampong Thom) の北 25キロメートル (16 mi) [8]から 30キロメートル (19 mi)[9][10]、アンコール遺跡群の東南およそ 140キロメートル (87 mi) に位置し[11][12]、シュムリアップからの経路 180キロメートル (110 mi) にある考古遺跡群である[13]。
概要 サンボー・プレイ・クックの寺院地区: 古代イーシャーナプラの考古遺跡(カンボジア), 英名 ...
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サンボー・プレイ・クック遺跡群の概略図 中央: 寺院地区(左〈西〉: 都市地区) | |||
英名 | Temple Zone of Sambor Prei Kuk, Archaeological Site of Ancient Ishanapura | ||
仏名 | Zone des temples de Sambor Prei Kuk, site archéologique de l'ancienne Ishanapura[1] | ||
面積 |
寺院地区 840.03 ha (8.4 km2) 緩衝地帯 2,523.6 ha (25.2 km2) | ||
登録区分 | 文化遺産 | ||
登録基準 | (2), (3), (6) | ||
登録年 | 2017年 | ||
公式サイト | 世界遺産センター(英語) | ||
地図 | |||
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サンボー・プレイ・クックの遺跡群は、プレ(前[14]・先[15])アンコール期(7世紀初頭-9世紀[16])の真臘(しんろう〈チェンラ、Chen-la[17]〉、6世紀中頃-9世紀初頭[18])にさかのぼり[19]、王イーシャーナヴァルマン1世(英語版)[注 2](伊奢那先代[23]、在位616-635年[24]頃[25][26][注 3])により構築されたイーシャーナプラ(英語版)[注 4](伊奢那城[注 5][23][34]、伊賞那補羅国[注 6][35][36])として知られる王都の城市(プラ[37]、pura〈都市〉[38])とされる[9]。2017年、このサンボー・プレイ・クック遺跡群の一部[39]「寺院地区」が[40]、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ、UNESCO)の世界遺産(文化遺産)に登録された[41][42]。