サイトスワップ
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サイトスワップ(Site swap)とは、トスジャグリングのパターンを表すための非負整数列による表記法(ジャグリングノーテーション)、またはその表記法に従って表記された数列を指すこともある。 1980年代に3人の研究者によって独立に定式化された[1]。その記法を直感的に説明するならば、それぞれの数値は道具を投げる高さ(厳密には投げてからキャッチするまでの時間間隔)を表していると説明できる。それ以外の情報を持たないため、シンプルで扱いやすい反面、特殊な投げ方をするパターンを定義することはできない。数列であるので、数学的な処理でジャグリング可能性の判定や新しいパターンを作り出すことなどができる。
また、2個以上のディアボロで行うハイトスやウィンドミルのパターンや、2人以上で道具を投げ合うパッシングの記述にも使われる。また、厳密にはサイトスワップを適用できない道具(シガーボックスなど)でも、投げ方のアナロジーで使われることがある。