ゴム気球
ゴム製の気球 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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ゴム気球(ゴムききゅう、英: Weather balloonあるいはMeteorological balloon)とは気象観測などに用いられる球体のゴム製の気球である。気象観測用ゴム気球(きしょうかんそくようゴムききゅう)とも呼ばれる。ドイツの気象学者リヒャルト・アスマンによって1900年頃に開発された[1]。これは、それまでの皮や紙で作られた気象観測用気球と比べて以下の利点を持っている[2]。
- 安価で使い捨てできる
- 平衡高度になることがないため膨張して破裂するまで上昇できる
- 同じ高度に留まることがないため日射や換気不足の影響を受けにくい
- 短時間で上昇して破裂するため風に流される距離が少なく、パラシュートを使って行う自記測定器の回収が放球地点からそれほど遠くない