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コンポーネントステレオ
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コンポーネントステレオ(和製英語: component stereo, 英語: stereo component system)は、スピーカー、アンプ、プレーヤーなどがそれぞれ独立し単体化された形態のステレオ[1](「複数のコンポーネントで構成されたステレオ方式の音響再生装置」という意味の用語[2])。略して「コンポ」と呼ばれることもある。
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![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/a/a0/Technics_SC-HD51.jpg/640px-Technics_SC-HD51.jpg)
画像はTechnicsブランドのSC-HD51。松下電器産業(現・パナソニック)製で、世界市場向け(日本は対象外)。この写真では最上段がCDプレーヤー、2段目が「カセットデッキ」と呼ばれるカセットテープのプレーヤー兼レコーダー、3段目がFMとAMのチューナー、4段目がアンプ。積む順番はユーザの好みで変更出来るが、自重のあるアンプを下段に、軽い機器を上にするのが一般的。
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![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/0/01/HKM100.jpg/640px-HKM100.jpg)
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/4/44/Technics_SC-CH650.jpg/640px-Technics_SC-CH650.jpg)
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/c/cb/Revox_Hi-Fi_system_with_reel_to_reel_tape_recorder_B77%2C_Tuner_B760_and_Amplifier_B750%2C_ca._1977_%28edited%2C_white_background%29.jpg/640px-Revox_Hi-Fi_system_with_reel_to_reel_tape_recorder_B77%2C_Tuner_B760_and_Amplifier_B750%2C_ca._1977_%28edited%2C_white_background%29.jpg)
この写真はRevoxブランドのコンポーネント群(スイスのStuder社製)
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/d/d9/Hifirack.jpg/320px-Hifirack.jpg)
各部分(各コンポーネント)ごとに買い替えて、部分ごとにグレード‐アップが可能である[1]。
コンポーネントステレオの入手方法はいくつかあり、あらかじめメーカー側がコンポーネント群をひと組、ワンセットにして販売している状態のものを入手する方法もあるし、ユーザが各コンポーネントを別々のメーカーから個別に購入して自力で組み合わせて構成する方法もある。なお、コンポーネントステレオのコンポーネントうち、特にアンプ(のコンポーネント)やスピーカーユニットは、自作が可能であり、熱心なオーディアマニアの間では古くから自作が行われており、現在でも行われ続けている。
各コンポーネントは、例えば(基本となる)アンプおよびスピーカー、それに加えて、(各時代ごとの一般的な音響技術(録音媒体)に基づいたメーカー側の判断や、各ユーザの好みなどに応じて)レコードプレーヤー、録音された磁気テープの再生装置、CDプレーヤー、またラジオチューナーなど。
大きさ(サイズ)に関しては、(スピーカーを除いた部分のサイズに関して)業界で「フルサイズ」と習慣的に呼ばれるサイズは、 19インチラック収容の業務用機器に範をとった幅19インチ(482.6mm)、またはここからマウント用の耳の分を除いた幅17インチ(431.8mm)程度の大きさが一般的(ただし操作部が上面にあるなどの理由で積み重ねられることのない機器はこれに当てはまらない)。それに対して、幅を35cm 程度以下とした小型のものは「ミニコンポ」と呼ばれる。コンポーネントステレオの中でも、いわゆるオーディオマニアが購入する高級オーディオ機器の場合は通常、「フルサイズ」である。スペースを余計にとり部屋が狭くなってしまうことを避けることのほうが重要だと判断するユーザは「ミニコンポ」を選ぶ、ということになる。