コンピュータ数値制御
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コンピュータ数値制御(コンピュータすうちせいぎょ)またはCNC(英語: Computerized Numerical Control[注釈 1])は、機械工作において工具の移動量や移動速度などをコンピュータによって数値制御することである。同一の加工手順の繰り返しや、複雑な形状の加工を得意としており、今日では多くの工作機械で採用されている。
CAD/CAMプログラムと連携することで設計段階から製造までの高度な自動化が可能となっている。CAD/CAMプログラムが生成したファイルを特定工作機械の操作に必要なコマンド列に変換し、CNC工作機械にロードして製造を行う。日本ではNC旋盤やマシニングセンタを中心として加工手順の記述に「Gコード」と呼ばれる一種のプログラム言語を用いるのが主流となっている。