巻きばね
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巻きばね(まきばね)、つる巻きばね、またはコイルばねは、エネルギーを蓄えて続いて放出するため、衝撃を吸収するため、あるいは接触している面間の力を維持するために典型的に使用される機械的装置である。らせんの形状へと整形された弾性素材から作られ、荷重がかかっていない時は自然長へと戻る。
引っ張りあるいは圧縮下では、巻きばねの素材(針金)はねじりを受ける。したがって、巻きばねの特性は剛性率に依存する。
巻きばねはねじりばねとしても使われることがある。この場合、巻きばねは全体としてそのらせん軸を中心にねじりを受ける。ばねの素材はそれによって曲げモーメント(英語版)を受け、らせん半径が減少また増大する。このモードにおいて、ばね特性を決定するのは素材のヤング率である。