構造物に荷重が作用すると、部材内部には、その荷重に抵抗するための力、内力(ないりょく、英語: internal force)が発生する[1]。断面力(だんめんりょく、英語: sectional force)とは、ある断面に作用する内力のことである[2]。
長さ 2L の単純ばりの中央に45°の角度で集中荷重 2√2P が作用した時の断面力(軸力 N, せん断力 Q, 曲げモーメント M)の分布図
断面力は以下の4種類に分離される[3]。
- せん断力(せんだんりょく、英語: shearing force)
- 軸力(じくりょく、英語: axial force)、軸方向力(じくほうこうりょく)、垂直力(すいちょくりょく、英語: normal force)
- 曲げモーメント(まげモーメント、英語: bending moment)
- ねじりモーメント(英語: twisting moment)