クリスティアン・ベザイデンホウト
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クリスティアン・ベザイデンホウト(Kristian Bezuidenhout、1979年 - )は、南アフリカ生まれのオーストラリアのピアニスト。
南アフリカのキングウィリアムズタウンで幼少期を過ごした後、1988年に家族でオーストラリアに移住した[1]。ベザイデンホウトはオーストラリアで勉強を始め、その後アメリカのイーストマン音楽学校で学んだ[2]。レベッカ・ペニーズにピアノ演奏の手解きを受けた彼は、チェンバロをアーサー・ハースに、そしてフォルテピアノをマルコム・ビルソンに師事して初期の鍵盤楽器を探究した。21歳でブルージュの国際古楽コンクールで第1位及び聴衆賞を獲得したことで、国際的に認識された。
ベザイデンホウトは、フライブルク・バロック管弦楽団やコンチェルト・ケルン、コレギウム・ヴォカーレ・ヘント及びレザール・フロリサン等の客演ピアニストとして共演している[3]。また共演した指揮者には、ジョン・エリオット・ガーディナー、フィリップ・ヘレヴェッヘ、トレヴァー・ピノック、フランス・ブリュッヘン、ジョヴァンニ・アントニーニがいる。演奏録音では、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン、シューマンの作品で知られている[4]。
現在は、ロンドン在住。