キザルチニブ
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キザルチニブ (英語: Quizartinib、商品名:ヴァンフリタ)は、急性骨髄性白血病の治療薬である[1]。
概要 IUPAC命名法による物質名, 臨床データ ...
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IUPAC命名法による物質名 | |
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臨床データ | |
法的規制 |
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投与経路 | 経口 |
薬物動態データ | |
血漿タンパク結合 | 99%以上 |
代謝 | 肝代謝(CYP3A:主にCYP3A4) |
半減期 | 73時間~119時間 |
識別 | |
CAS番号 | 950769-58-1 |
PubChem | CID: 24889392 |
UNII | 7LA4O6Q0D3 |
化学的データ | |
化学式 | C29H32N6O4S |
分子量 | 560.67g/mol |
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当初はアンビット・バイオサイエンス社によって開発されたが、後に同社は第一三共に買収されたため、第一三共は本剤に関する全権利を取得した[2]。2022年10月に第一三共はアメリカ食品医薬品局に成人FLT3-ITD変異を有する急性骨髄性白血病 (AML) の一次治療に対しての承認を申請し[3]、2023年7月に承認された[4]。なお、日本では2019年9月4日に薬価収載され[5]、同年10月からヴァンフリタ錠17.5mgと同錠26.5mgが販売されている[6]。