ガリアンソード
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ガリアンソード(Galient sword)は、1984年に放送されたロボットアニメ『機甲界ガリアン』に登場する、架空の刀剣の通称。主役ロボットである鉄巨人ガリアンが装備する武装で、いわゆる一般の剣としての形状と、刃の部分を数珠状に分割した鞭状とに変形させられるギミックを持つ[1]。この剣は設定資料集などで「ガリアンソード」[2]や「ガリアンブレード」[1]と呼ばれることもあるものの、正式名称ではなく、アニメの制作スタッフからは「ジャラジャラ剣」と呼称されていた[2]。設定画では単に「剣」または「ガリアンの剣」と記入されている[2]。
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このギミックは後年のフィクション作品にも影響を与え、類似した構造を持つ刀剣が数多くの漫画・アニメ作品に登場しており、日本国内のみならず日本国外の特撮映画などにもしばしば登場している[2]。『機甲界ガリアン』と直接の関係のない文脈上でも、このような構造を持つ刀剣を指して「ガリアンソード」「ガリアン剣」といった語が使われることも少なくないが、蛇腹剣[3](じゃばらけん)や鞭剣(むちけん)、「Snake Sword」「連接剣」「多節剣」「ウィップソード」「連結刃」など、作品によって様々な造語による呼称が用いられる場合もある。