オーパーツ
場違いな工芸品 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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オーパーツは、それらが発見された場所や時代とはまったくそぐわないと考えられる出土品や加工品などを指す[1]。英語の「out-of-place artifacts」を略して「OOPARTS」とした語で、つまり「場違いな工芸品」という意味である。
米国の動物学者で超常現象研究家のアイヴァン・サンダーソンの造語で、同国の作家、レニ・ノーバーゲンの著書を通じて一般に広まった。サンダーソンは発掘品の類のみを指す言葉だとして、伝世品の類はオープス(OOPTH; out of place thingの略)と呼ぶことを提唱していた。ただし、ノーバーゲンは伝世品も併せてこう呼んでおり、現在では伝世品も区別せずにオーパーツと呼ぶことが多い。
後述の一覧の通り、そのほとんどが「発見された時点では製造不可能と考えられていたが、後の研究の進歩(解析技術の向上)により論理的に説明可能になったもの」あるいは「完全な捏造品」に分類されている。
日本語では「時代錯誤遺物」「場違いな加工品」と意訳されることもある。