エンケファリン
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エンケファリン(enkephalin)は、オピオイド(内在性のアヘン類縁物質)の一種。5つのアミノ酸からなるペプチドである。C末端のアミノ酸がメチオニンのものと、ロイシンのものと2種類が存在する。1975年に発見された。
概要 エンケファリン, 識別子 ...
エンケファリン | |
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メチオニン-エンケファリンの3次元構造。アルファ炭素はボールであらわされ、残基名が付してある[1]。 | |
識別子 | |
略号 | PENK |
Entrez(英語版) | 5179 |
HUGO | 8831 |
OMIM | 131330 |
RefSeq | NM_006211 |
UniProt | P01210 |
他のデータ | |
遺伝子座 | Chr. 8 q23-q24 |
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プロエンケファリン遺伝子 (Penk1) が両方をコードしており、前駆体タンパクが翻訳後にプロセシングを受けてエンケファリンが作られる[2]。 ロイシン-エンケファリンについては、プロダイノルフィン遺伝子 (Pdyn) 産物である前駆体からも作られる[3]。