アンダイエ
フランスの町 ウィキペディアから
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アンダイエ (フランス語: Hendaye, バスク語: Hendaia〔ヘンダヤ〕) は、フランス・ヌーヴェル=アキテーヌ地域圏・ピレネー=アトランティック県のコミューン。フランスで最も南西に位置する街である。大西洋岸のコート・バスク(バスク海岸)に位置する。スペインのイルンとの間の国境を流れるビダソア川の右岸に位置する。
河口に突き出た長い砂地が、この町をフランス領バスクの歴史的地域であるラプルディ (ラブール) の海辺の人気観光地にした。
フランスとスペインの間での数十年に及ぶ戦争の末、1659年にフェザント島にてピレネー条約が調印された。この島はフランスとスペインが6ヶ月毎に交代で統治している。
1940年10月23日、フランシスコ・フランコ, アドルフ・ヒトラー, ヨアヒム・フォン・リッベントロップがドイツ占領下のアンダイエ駅でスペインの枢軸国としての第二次世界大戦参戦を議論する為に会談した。しかし、スペイン内戦後すぐに戦争を行う事を心配するフランコは確信していなかった。ヒトラーは意見を押し付けない事を決めた。スペインは5年間の戦争中、公式には中立の立場を取った。
毎週水曜日に屋外市場が開かれる町の広場には有名な17世紀の「Great Cross of Hendaye」がある。これはオカルトマニアが未来の世界的大災害に関する暗号化された情報が含まれるという錬金術のシンボルが彫刻された石のクロスである。 セントヴィンセント教会は、1598年に建設され、火事や砲撃の後に世紀にわたって再建された。最後の再建が終了したのは1968年の事である。13世紀の十字架像は重要な宝物となっている。
この町はイベリア半島の広軌鉄道とヨーロッパ大陸の標準軌鉄道とが接続する鉄道の重要なジャンクションとなっている。
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