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アカハジロ(赤羽白[3]、Aythya baeri)は、鳥綱カモ目カモ科ハジロ属に分類される鳥類。
アカハジロ | |||||||||||||||||||||||||||
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アカハジロ(オス生殖羽) Aythya baeri | |||||||||||||||||||||||||||
保全状況評価[1] | |||||||||||||||||||||||||||
CRITICALLY ENDANGERED (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) | |||||||||||||||||||||||||||
分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Aythya baeri (Radde, 1863)[1][2] | |||||||||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||||||||
アカハジロ[3][4][5] | |||||||||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||||||||
Baer's pochard[1][2][3][4][5] Siberian pochard[4] Siberian white-eye[5] |
インド、タイ王国、中華人民共和国、朝鮮民主主義人民共和国、ネパール、バングラデシュ、ベトナム、ミャンマー、ロシア東部[1]
中華人民共和国北東部やロシア東部で繁殖し、冬季になると中華人民共和国南部や東南アジアへ南下し越冬する[5]。日本には冬季に越冬のためまれに飛来する(冬鳥)[2][5]。
全長46センチメートル[3][5]。翼長オス21 - 23.3センチメートル、メス18.6 - 20.3センチメートル[4]。体重680 - 880グラム[3]。頸部はやや長い[4]。
嘴の色彩は青灰色や暗青色[4][5]。後肢は灰色[4][5]。
オスの成鳥は虹彩は白や淡黄色[4][5]。繁殖期のオスは頭部が緑色の光沢がある黒[5]。頸部は黒い[4][5]。背は褐色や黒褐色[4][5]。胸部の羽衣は赤褐色、腹部や尾羽基部の下面(下尾筒)を被う羽毛は白い[4][5]。雨覆の色彩は黒褐色で、風切羽の色彩は白い[5]。非繁殖期のオス(エクリプス)は全身の羽衣が褐色や黒褐色[4]。メスは眼先に淡色斑が入る[5]。虹彩は褐色[3][4]。
植物の根などを食べるが、動物質も食べると考えられている[5]。潜水して採食を行う[5]。
繁殖様式は卵生。周囲が開けていて、ヨシ類や水生植物が繁茂した河川や池の水辺に巣を作る[5]。6 - 9個の卵を産む[3][4][5]。抱卵期間は27日[3][4]。
繁殖地である中華人民共和国での水田開発による湿地の破壊、食用として繁殖地である中華人民共和国での卵の大規模な採集・越冬地での毒餌などを用いた狩猟などにより、生息数は激減していると考えられている[1]。繁殖地での観光やレジャーによる攪乱による影響も、懸念されている[1]。1994年における生息数は、10,000羽以下と推定されている[5]。2008年の報告では生息数は、1,000羽未満と推定されている[1]。
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