むちゃ食い障害
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むちゃ食い障害(むちゃぐいしょうがい、英: Binge eating disorder ; BED)とは、過食性障害とも呼ばれる、反復するむちゃ食いエピソードを示す障害である。神経性大食症とは異なり、自己誘発性嘔吐や下剤乱用などの浄化行動を伴わない[1]。
アメリカ精神医学会で2000年に発行された診断マニュアル(DSM-IV-TR)では神経性食欲不振症・不完全型、反復性嘔吐症などとともに特定不能の摂食障害の一つとして研究用基準案に記載されていたが、2013年発表予定のDSM-Vドラフトには、神経性無食欲症、神経性大食症、特定不能の摂食障害に続き、4つめの新たな項目として追加されている。