優劣

日本語

名詞

優劣（ゆうれつ）

1. 優れているか、劣っているか。
   • お蝶もみにくい容貌ではないが、お筆にくらべると確かに劣る。勿論、今更そんな優劣を論じている場合ではない。（岡本綺堂「探偵夜話」）〔1924年〕^[1]

類義語

• おとりまさり、まさりおとり、よしあし、雌雄、長短

動詞

優劣-する 動詞活用表（日本語の活用）

サ行変格活用
語幹	未然形	連用形	終止形	連体形	仮定形	命令形
優劣	し せ さ	し	する	する	すれ	しろ せよ

各活用形の基礎的な結合例

意味	語形	結合
否定	優劣しない	未然形 + ない
否定(古風)	優劣せず	未然形 + ず
自発・受身 可能・尊敬	優劣される	未然形 + れる
丁寧	優劣します	連用形 + ます
過去・完了・状態	優劣した	連用形 + た
言い切り	優劣する	終止形のみ
名詞化	優劣すること	連体形 + こと
仮定条件	優劣すれば	仮定形 + ば
命令	優劣しろ 優劣せよ	命令形のみ

活用と結合例

註

1. 青空文庫（2012年7月10日作成、2014年10月2日修正）（底本：「岡本綺堂読物選集　6　探偵編」青蛙房、1969年10月10日）https://www.aozora.gr.jp/cards/000082/files/33197_48194.html 2019年5月2日参照。