古典日本語 動詞 さぶらふ【侍ふ、候ふ】 (謙譲語) 「あり」「おり」。 伺(うかが)う。 伺候する、お仕えする。 いづれの御時にか 女御更衣あまたさぶらいたまひけるなかに いとやんごとなききわにはあらぬが すぐれてときめきたまふありけり(『源氏物語・桐壺』冒頭部) どの天皇様の御代であったか、女御とか更衣とかいわれる後宮がおおぜいいた中に、最上の貴族出身ではないが深い御愛寵を得ている人があった。(与謝野晶子訳) (丁寧語) 「あり」「おり」。 (しばしば複合動詞として)ございます。(>鎌倉期以降:さうらふ) しかじかの宮のおはします頃にて、御佛事などさぶらふにや(徒然草第44段) さる宮様がいらっしゃるので、御法事などがございますのでしょうか。 活用 さらに見る ハ行四段活用, 語幹 ... さぶら-ふ 動詞活用表(日本語の活用) ハ行四段活用 語幹未然形連用形終止形連体形已然形命令形 さぶら は ひ ふ ふ へ へ 閉じる 派生語 さぶらひ>さむらいWikiwand - on Seamless Wikipedia browsing. On steroids.