西安碑林博物館
西安の博物館 ウィキペディアから
西安碑林博物館(せいあんひりんはくぶつかん)とは、中国陝西省西安市碑林区にある博物館である。石碑・墓碑・金石文・墓誌銘・石彫刻を多数収蔵し、「中国最大の石造の書庫」とも称される[1]。


沿革
唐代石碑を収蔵するため、1087年(元祐2年)に孔子廟跡に設立された西安碑林が母体である。唐の開成石径と石台孝経を保存するために設立された。1944年、西安孔子廟の古代建築物群を拡充し、西安碑林博物館として設立。1961年、国の重要文化財保護指定(全国重点文物保護単位)を受けた。2018年に中国の5A級観光地に認定された[2]。
所蔵品
現在1万1000余点の文物が収蔵されており、国宝文物19点、1級文物272点がある。碑林には、1,000基程の石碑が、ほか北魏・隋・唐の墓誌300余点などが展示されている。
文物
石刻
全部で70余点ある。
- 後漢の双獣石刻
- 陝北の画像石
西安碑林
- 開成石経
所在地・情報
- 中国陝西省西安市碑林区三学街15号
- 開館時間 8:30~18:00
- 料金 75元(3月1日-11月30日) 50元(12月1日-来年2月末)
関連人物
- 王岐山 - 中国共産党中央政治局常務委員・中国共産党中央規律検査委員会書記。陝西省博物館時代に当博物館に勤務。
脚注
外部リンク
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