蠑螺が岳
敦賀半島にある山 ウィキペディアから
敦賀半島にある山 ウィキペディアから
蠑螺が岳(さざえがたけ)は、敦賀半島北部に位置する山であり、この山の南にそびえる西方ヶ岳とともに、敦賀市と美浜町の境界に重なる稜線を構成している[1]。
西方ヶ岳と同様に、花崗岩が風化によって剥き出しになっているため、標高がさほど高いわけでないもののアルペンムードを漂わせていることで知られている[1]。山頂からの展望も西方ヶ岳に似て開けており、特に眼下の敦賀湾上に光る水島の様は印象的な物であるという[1]。
常宮から西方ヶ岳に登ってから、尾根伝いに蠑螺が岳へ縦走するコースが一般的である。西方ヶ岳から蠑螺が岳までの稜線は、初夏にはドウダンツツジ、ベニドウダンが見られ、秋にはアキチョウジの群落が見られる[3]。両山間は所要時間が約1時間であり、途中、かもしか台と呼ばれる岩場への分岐を経由する。
蠑螺が岳の山頂には三等三角点(基準点名:螺ケ岳)が設置されており、浦底湾を挟んで、付け根に猪ヶ池をたたえ、先端に水島を有する明神崎が真正面によく見える。山頂からは沿岸の浦底まで長い下りとなる。途中に一枚岩と呼ばれる大きな岩が立ち並んでいる箇所がある。山頂から40分程度で長命水と言われる小川が流れている場所を過ぎる。ここから1時間で浦底の登山口に着く[5]。
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