蒲神明宮
静岡県浜松市中央区の神社 ウィキペディアから
歴史
平安時代に創建された。『日本三代実録』貞観16年5月11日に「遠江国正六位上蒲太神」に従五位下を授けるとあり、当社のこととも言われる[1]。
藤原鎌足から10代目の子孫・藤原静並(または藤原仲挙)は、伊勢神宮の神託により当地に移住・開拓し、開拓地を神宮に寄進、神宮の御厨「蒲御厨」となり、その荘官となった。そして静並は神宮より分霊を勧請して神社を創建した。これが当宮の起源である[2][3][1]。
静並の子孫は当地に定着し「蒲氏」を名乗った。蒲御厨の支配権は鎌倉時代以降転々とするが、蒲氏は明治になるまで、当宮の神職を代々世襲した[2][3]。
文化財
浜松市認定文化財
- 蒲神明宮の大灯籠(歴史史料、2020年3月27日認定)
- 小山みい頌徳灯籠(歴史史料、2020年3月27日認定)
- 蒲大神の碑(歴史史料、2020年3月27日認定)
- 蒲神明宮の御田打ち(無形民俗文化財、2020年3月27日認定)
- 蒲神明宮の庭上座礼(無形民俗文化財、2020年3月27日認定)
- 蒲神明宮の神楽(無形民俗文化財、2020年3月27日認定)
交通アクセス
- 浜松駅より徒歩33分。
脚注
参考文献
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