第63回ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞(だい63かいダヴィッド・ディ・ドナテッロしょう)の授賞式は、2018年3月21日にローマで行われた。
ノミネートは2018年2月14日に発表された。『愛と銃弾』が最多15部門にノミネートされ、最多5部門で受賞する結果となった。
太字が受賞者。
- 愛と銃弾 Ammore e malavita(監督:マネッティ・ブラザーズ)
- チャンブラにて A Ciambra(監督:ジョナス・カルピニャーノ)
- Gatta Cenerentola(監督:アレッサンドロ・ラック、イヴァン・カピエッロ、マリノ・グァルニエーリ、ダリオ・サンソーネ)
- ナポリの隣人 La tenerezza[1](監督:ジャンニ・アメリオ)
- Nico, 1988(監督:スザンナ・ニッキアレッリ)
- ドナート・カッリージ(『霧の中の少女』)
- コジモ・ゴメス(『Brutti e cattivi』)
- ロベルト・デ・パオリス(『純粋な心』[3])
- アンドレア・マニャーニ(『Easy - Un viaggio facile facile』)
- アンドレア・デ・シーカ(『I figli della notte』)
プロデューサー賞
- ルチアーノ・ステッラ、マリア・カロリーナ・テルツィ(Mad EntertainmentおよびRai Cinema)(『Gatta Cenerentola』)
- Stayblack Productions、ジョン・コポロン、パオロ・カルピニャーノ、Rai Cinema(『チャンブラにて』)
- カルロ・マッキテッラ、マネッティ・ブラザーズ、Rai Cinema(『愛と銃弾』)
- マルタ・ドンゼッリ、グレゴリオ・パオネッサ(Vivo film)、Rai Cinema、ジョセフ・ルショップ、ヴァレリー・ブルノンヴィル(Tarantula)(『Nico, 1988』)
- ドメニコ・プロカッチ、マッテオ・ロヴェーレ、Rai Cinema(『いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち』[5]および『いつだってやめられる 闘う名誉教授たち』[6])
- ジャン・フィリッポ・コルティチェッリ(『ナポリ、熟れた情事』)
- ティム・カーティン(『チャンブラにて』)
- ジャンニ・マンモロッティ(『Malarazza - Una storia di periferia』)
- ルカ・ビガッツィ(『シシリアン・ゴースト・ストーリー』)
- ファブリツィオ・ルッチ(『ザ・プレイス 運命の交差点』)
作曲賞
- ピヴィオ&アルド・デ・スカルツィ(『愛と銃弾』)
- アントニオ・フレーザ、ルイジ・シャルドン(『Gatta Cenerentola』)
- フランコ・ピエルサンティ(『ナポリの隣人』)
- パスクァーレ・カタラーノ(『ナポリ、熟れた情事』)
- Gatto Ciliegia contro il Grande Freddo (『Nico, 1988』)
歌曲賞
- Bang Bang(作曲:ピヴィオ&アルド・デ・スカルツィ、作詞:Nelson、歌:セレーナ・ロッシ、フランコ・リッチャルディ、ジャンパオロ・モレッリ)(『愛と銃弾』)
- A chi appartieni(作詞・作曲:ダリオ・サンソーネ、歌:Foja)(『Gatta Cenerentola』)
- Trust me(作詞・作曲:マウロ・パガーニ、歌:マッシモ・ラニエーリ、アントネッラ・ロ・ココ)(『Riccardo va all'inferno』)
- Italy(作曲:Anja Plaschg、Anton Spielmann、作詞:Anja Plaschg、Soap & skIN、歌:Soap & skIN)(『シシリアン・ゴースト・ストーリー』)
- The Place(作曲:マルコ・グアッツォーネ、ジョヴァンナ・ガルデッリ、マッテオ・クラーロ、ステファノ・コスタンティーニ、エドアルド・チッキネリ、作詞:マルコ・グアッツォーネ、ジョバンナ・ガルデッリ、歌:マリアン・ミラージュによる解釈)(『ザ・プレイス 運命の交差点』)
美術賞
- デニズ・ギョクトゥルク・コバンベイ、イヴァーナ・ガルジューロ(『ナポリ、熟れた情事』)
- ノエミ・マルキカ(『愛と銃弾』)
- マウリツィオ・サバティーニ(『Brutti e cattivi』)
- トニーノ・ゼラー(『霧の中の少女』)
- ジャンカルロ・バジーリ(『ナポリの隣人』)
- ルカ・セルヴィーノ(『Riccardo va all'inferno』)
衣装デザイン賞
- ダニエラ・サレルニターノ(『愛と犯罪』)
- マッシモ・カンティーニ・パッリーニ(『Riccardo va all'inferno』)
- ニコレッタ・タランタ(『Agadah』)
- アンナ・ロンバルディ(『Brutti e cattivi』)
- アレッサンドロ・ライ(『ナポリ、熟れた情事』)
メイクアップ賞
- マルコ・アルティエーリ(『Nico, 1988』)
- ヴェロニカ・ルオンゴ(『愛と銃弾』)
- フェデリーク・フォリア(『Brutti e cattivi』)
- マウリツィオ・ファッツィーニ(『フォルトゥナータ』)
- ロベルト・パストーレ(『ナポリ、熟れた情事』)
- ルイジ・チミネッリ、エマヌエーレ・デ・ルーカ、ヴァレンティナ・イアンヌッチッリ(『Riccardo va all'inferno』)
ヘアスタイリスト賞
- ダニエラ・アルティエーリ(『Nico, 1988』)
- アントニオ・フィダート(『愛と銃弾』)
- シャリム・サバティーニ(『Brutti e cattivi』)
- マウロ・タマニーニ(『フォルトゥナータ』)
- パオラ・ジェノヴェーゼ(『Riccardo va all'inferno』)
編集賞
- アッフォンソ・ゴンサルヴェス(『チャンブラにて』)
- フェデリコ・マリア・マネスキ(『愛と銃弾』)
- マッシモ・クアリア(『霧の中の少女』)
- ステファノ・クラヴェーロ(『Nico, 1988』)
- コンスエロ・カトゥッチ(『ザ・プレイス 運命の交差点』)
音響賞
- アドリアーノ・ディ・ロレンツォ、アルベルト・パドアン、マーク・バスティアン、エリック・グラッテパン、フランコ・ピスコポ(『Nico, 1988』)
- ジュゼッペ・トリポディ、フロリアン・フェーヴル、ジュリアン・ペレス(『チャンブラにて』)
- ラヴィニア・ブルケリ、シモーネ・コスタンティーノ、クラウディオ・スピネッリ、ジャンルカ・バジーリ、セルジオ・バジーリ、アントニオ・ティリネッリ、ナディア・パオーネ(『愛と銃弾』)
- アンドレア・クティッロ、Timeline Studio、ジョルジョ・モルフィーニ(『Gatta Cenerentola』)
- ファビオ・コンカ、ジュリアーノ・マルカッチーニ、ダニエーレ・デ・アンジェリス、ジュゼッペ・ダマート、アントニオ・ジャンナントニオ、ダリオ・カルヴァーリ、アレッサンドロ・チェッカッチ(『ナポリ、熟れた情事』)
デジタル視覚効果賞
- Mad Entertainment(『Gatta Cenerentola』)
- Chromatica、Wonderlab、Hive Division(『AFMV - Addio fottuti musi verdi』)
- Palantir Digital(『愛と銃弾』)
- Autre Choose(『Brutti e cattivi』)
- Frame by Frame(『Monolith』)
長編ドキュメンタリー賞
- La lucida follia di Marco Ferreri(監督:アンセルマ・デッローリオ)
- '78 - Vai piano ma vinci(監督:アリーチェ・フィリッピ)
- Evviva Giuseppe(監督:ステファノ・コンシーリオ)
- Saro(監督:エンリコ・マリア・アルターレ)
- The Italian Jobs: Paramount Pictures e l'Italia(監督:マルコ・スパニョーリ)
短編映画賞
- Bismillah(監督:アレッサンドロ・グランデ)
- Confino(監督:ニコ・ボノモロ)
- La giornata(監督:ピッポ・メッツァペーザ)
- Mezzanotte zero zero(監督:ニコラ・コンヴェルサ)
- Pazzo & Bella(監督:マルチェッロ・ディ・ノート)
ヤング・ダヴィッド賞
- 君が望むものはすべて Tutto quello che vuoi(監督:フランチェスコ・ブルーニ)
- Gatta Cenerentola(監督:アレッサンドロ・ラック、イヴァン・カピエッロ、マリノ・グァルニエーリ、ダリオ・サンソーネ)
- Gramigna - Volevo una vita normale(監督:セバスティアーノ・リッツォ)
- シシリアン・ゴースト・ストーリー Sicilian Ghost Story(監督:ファビオ・グラッサドニア、アントニオ・ピアッツァ)
- ザ・プレイス 運命の交差点 The Place(監督:パオロ・ジェノヴェーゼ)