王女メディア (映画)

『王女メディア』（おうじょメディア、伊: Medea）は、1969年に公開されたイタリア・フランス・西ドイツ合作のファンタジー・ドラマ映画。ギリシア神話のメディアを元にしている。監督・脚本はピエル・パオロ・パゾリーニ。主演はオペラ歌手のマリア・カラス。カラスが長編映画に出演したのはこの作品のみ。ただし歌はうたっていない。

王女メディア
Medea
監督	ピエル・パオロ・パゾリーニ
脚本	ピエル・パオロ・パゾリーニ
製作	フランコ・ロッセリーニ
出演者	マリア・カラス
音楽	エルサ・モランテ
撮影	エンニオ・グァルニエリ
編集	ニーノ・バラーリ
製作会社	エウロ・インテルナチョナル[1]
配給	東和[1]
公開	1969年 1970年7月17日[1]
上映時間	106分
製作国	イタリア フランス 西ドイツ
言語	イタリア語

異国感を出すためにギョレメの岩窟教会群で撮影し、音楽には日本やイラン、チベットの伝統音楽が使われた^[2]。

あらすじ

キャスト

• メディア：マリア・カラス
• イアソン：ジュゼッペ・ジェンティーレ
• グラウケー：マルガレート・クレメンティ
• コリントス王クレオン：マッシモ・ジロッティ
• ペリアス：ルイジ・バルビーニ
• アイエーテス：ポール・ヤバラ
• ケンタウロスのケイロン：ローラン・テルズィエフ（フランス語版）

出典

1. 王女メディア - KINENOTE
2. Pericles Trifonas, Peter (2015). International Handbook of Semiotics. Springer. p. 329. ISBN 978-9401794039

関連項目

• メデア (オペラ) - カラスの持ち役の一つであった

外部リンク

• 王女メディア - allcinema
• 王女メディア - KINENOTE
• Callas as Medea
• Medea - オールムービー（英語）
• Medea - IMDb（英語）