数量経済史
ウィキペディアから
ウィキペディアから
数量経済史(すうりょうけいざいし、クリオメトリックス)は、歴史学の一つである経済史の分野と、計量経済学との学際分野。ダグラス・ノースらによって形成された。
英語では"cliometrics"であり、計量経済史とも訳される。「数量経済史」を標榜した初めての書物は、1975年に刊行された新保博・速水融・西川俊作著『数量経済史入門』とされる[1]。
経済史で取り扱う事象に、ミクロ経済学、マクロ経済学のモデルを適用し、文献などの資料から経済統計を算出し、計量経済学の手法で、分析対象の経済活動に対して推定を試みる学問である。
狭義の計量経済史では、パネルデータの線形回帰分析モデル、時系列データの一変量時系列モデルなどの計量経済学のモデルを利用する。一方、数量経済史と表現した場合には、必ずしも計量経済学のモデルを利用するのではなく、経済統計の資料作成も含まれる。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.