徳源院 (米原市)
滋賀県米原市の寺院 ウィキペディアから
滋賀県米原市の寺院 ウィキペディアから
徳源院(とくげんいん)は、滋賀県米原市清滝にある天台宗の寺院。山号は霊通山。本尊は聖観世音菩薩。寺号で清瀧寺(せいりゅうじ)とも呼ばれる。京極氏の菩提寺であり、境内にある京極家墓所は国の史跡に指定されている。
当院は、弘安6年(1283年)に近江守に任ぜられた京極氏の初代当主・京極氏信によって、弘安9年(1286年)に柏原城[1]の跡地に創建された。寺名は氏信の法号の清瀧寺殿からとられ清瀧寺とされ[2]、氏信の死後にはその菩提寺とされた[3]。
寛文12年(1672年)に讃岐国丸亀藩主京極高豊は、江戸幕府に請願して播磨国にある丸亀藩の所領2村と近江国の当地を交換し、当地に残されていた京極氏信の菩提寺である当院を再興させて三重塔(滋賀県指定有形文化財)を寄進し、当院の院号を父・京極高和の法名に基づき徳源院と改めた[2]。また、付近に散在していた中世京極氏歴代の18基の宝篋印塔を新しく整備した京極家墓所(国指定史跡)の上段に集め、下段には家を中興した京極高次の石製霊屋を中心に歴代丸亀藩主と多度津藩主の墓所とした[3]。
1976年(昭和51年)から1977年(昭和52年)にかけて三重塔の修理が行われると、瓦葺から創建当初の杮葺に戻されている[4]。
当院の北には清滝神社がある。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.