幕山
神奈川県湯河原町にある山 ウィキペディアから
幕山（まくやま）は、神奈川県湯河原町にある山である。山体は大型の火山である箱根山の側火山として約15万年前[1]に形成された溶岩ドーム[1]である。柱状節理の岩壁が山腹を取り囲み、それを歌舞伎の幕に例えたことが名称の由来と言われている[1]。
南麓に湯河原梅林（幕山公園）があり、2月上旬～3月中旬にかけて、岸壁を背景にして約4,000本の梅が開花する。この梅林は1954年（昭和29年）頃から地鍛冶屋地区の有志により、ガケ崩れ対策と将来の観光資源として植えたものである[1]。
山頂まで複数の登山道があり、最短の幕山公園から70分ほどで登頂できる[2]。山頂からは湯河原の街並や真鶴半島、相模湾や相模灘が見える。また、田中澄江の花の百名山の一座に選定されており、タツナミソウが見られる山として紹介されている。
近景
岩場
幕山からの眺望
梅林
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