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ジャクソン5のアルバム ウィキペディアから
『帰ってほしいの』(かえってほしいの、原題:Diana Ross Presents The Jackson 5)は、ジャクソン5が1969年に発表したファースト・アルバム。
「ノーバディ」「帰ってほしいの」の2曲は、ベリー・ゴーディ・ジュニアを中心としたプロデューサー・チームであるザ・コーポレーションが、ジャクソン5のために書き下ろした曲である。他はカヴァー曲で、フォー・トップス、スティーヴィー・ワンダー、ミラクルズ、マーヴィン・ゲイ、テンプテーションズといった同じモータウン所属のアーティストの曲や、スライ&ザ・ファミリー・ストーンやP-Funkの曲も含まれている。
アルバムの原題は、当時のモータウンが宣伝戦略として、ジャクソン5を「ダイアナ・ロスが発掘したグループ」として売り出していたことと関係している。ただし、グループを実際に発掘したのは、ロスではなくグラディス・ナイトとボビー・テイラーであることが、後に判明した[3]。本作収録曲の大半をプロデュースしたボビー・テイラーは、シカゴのリーガル・シアターでジャクソン5と10日間一緒に仕事をした後、グループをデトロイトに連れて行って、モータウンのオーディションの準備をさせたという[4]。
先行シングル「帰ってほしいの」の大ヒットもあって、母国アメリカでは、『ビルボード』誌のR&Bチャートで1位を獲得し、総合チャートのBillboard 200では5位に達した[1]。 また、「Stand!」はジャクソン5のインディアナへの凱旋公演において、最初の一曲目としてパフォーマンスする様子が映像に撮られた。
2001年には、次作『ABC』(1970年)の全12曲と、本作のためのレコーディング・セッションで録音された「オー・アイヴ・ビーン・ブレスト」を追加した合計25曲入りのアルバム『Diana Ross Presents The Jackson 5 / ABC』として再発された[5]。
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