ロジアン侯爵
ウィキペディアから
ウィキペディアから
ロジアン侯爵 (ロジアンこうしゃく、英:Marquess of Lothian) はスコットランド貴族の爵位の1つ。
ロジアン侯爵 | |
---|---|
Arms:Quarterly: 1st and 4th, A Sun in Splendour proper (Lothian, as a coat of augmentation); 2nd and 3rd, Gules on a Chevron Argent three Mullets of the field (Lordship of Jedburgh) Crest:A Sun as in the arms Supporters:Dexter: an Angel proper vested Azure surcoated Vert winged and crined Or; Sinister: an Unicorn Argent armed maned and unguled Or gorged with a Collar Gules charged with three Mullets Argent
| |
創設時期 | 1701年6月23日 |
創設者 | ウィリアム3世 |
貴族 | スコットランド貴族 |
初代 | 初代侯ロバート・カー |
現所有者 | 13代侯マイケル・カー |
相続人 | なし |
推定相続人 | ラルフ・カー |
付随称号 | 本文を参照。 |
現況 | 存続 |
邸宅 | ファーニースト城 |
旧邸宅 | ニューバトル・アビー ブリッキング・ホール |
モットー | Seo Sed Serio (Late but in earnest) |
ロジアン伯位を前身として、ロバート・カーが1701年に叙されたことロジアン侯爵に始まる。ロジアン侯爵家当主は代々カー氏族の氏族長を務める。ロジアン侯爵家は1821年に連合王国貴族爵位であるカー男爵に叙されたため、以降カー家の当主は自動的に英国貴族院に議席を持つことができた。
現当主である第13代ロジアン侯は保守党所属の政治家であり、マイケル・アンクラムの名で知られている。彼自身、2010年に一代貴族としてモンテヴィオットのカー男爵に叙されており、その爵位をもって現在もなお貴族院に籍を置いている。カー家は現在、モンテヴィオットハウスを本拠地としているが、以前はニューバトルアベイやブリッキングホールも所有していた (いずれも現在はナショナル・トラストの管理下にある)。
カー家の貴族としての歴史は16世紀中葉まで遡ることができる。マーク・カーが1591年にニューバトル卿位を得たことがその始まりである。1633年にはマークの親戚であるロバート・カーもアンクラム伯爵に叙されている。ニューバトル卿はその後、1606年にさらにロジアン伯爵に位階を進めた (いずれの爵位の継承条件は初代伯の男系直系尊属)。その息子の2代伯ロバート・カーには娘しかいなかったため爵位を一度王冠に返したのち、彼の娘アン・カー及びその子孫に相続を認めた承継条件を持つ同名の2爵位を得た。アンの死後、爵位はウィリアム (初代アンクラム伯ロバートの末子。その後、ウィリアムの父の持つアンクラム伯爵位は彼の兄チャールズに嗣子がなかったため休止した。) に継承されたが、彼自身が1631年にロジアン伯爵位及びニューバトルのカー卿位を得たため、父と同名の爵位を得ることとなった。
その後を襲った息子のロバートは父の得た伯爵位に加えて、ニスベット、ランヌートン、ドルフィンストンのカー卿に叙されたほか、叔父チャールズがかつて保持していたアンクラム伯爵位の復活を認められた。
更に彼は位階を進めて、1701年にはロジアン侯爵、ニューバトル、オクスナム、ジェドバラ、ドルフィンストン及びニスベットのカー卿、ブライエン子爵に叙されたほか、彼自身の爵位としてアンクラム伯爵位 (第2期) を与えられた。
その後、2代侯がジェドバラ卿を継承したほか、6代侯が1821年にカー男爵に叙されており、以降その子孫が連綿と現在に至っている。
現当主である第13代ロジアン侯爵マイケル・カーは、以下の爵位を有している[註釈 1][3]。
以降の歴代伯爵はロジアン侯爵(1701年)を参照。
以降の歴代卿はロジアン侯爵(1701年)を参照。
以降の歴代伯爵はロジアン侯爵(1701年)を参照。
推定相続人は12代侯ピーターの弟であるラルフ・ウィリアム・フランシス・ジョセフ・カー (1957年 - )であり、その推定相続人は彼の息子ジョン・ウォルター・ドナルド・ピーター・カー (1988年 -)である。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.